電気情報工学科

取得可能な資格

明石高専電気情報工学科での勉学により、修得単位が一定の条件を満たせば、各種の資格を得る(資格試験に出願する)ことが出来ます。最近では、資格試験について広範に紹介した専門誌も市販されていますので、詳細はこれらを参照してください。

ここでは、電気情報工学科の教育課程と関係が特に深いと考えられるものを幾つか紹介します。

資格等 内容
技術士、技術士補 【国家資格】
以下の条件を満たし、技術士会に登録を行った者のみが使用できる名称独占資格である。技術士と技術士補に分かれている。 

・技術士補となる要件について
次のいずれかの要件を満たし、技術士会に登録を行う
1. 技術士第一次試験(受験制限なし)に合格する。
2. JABEE認定課程を修了する。

・技術士となる要件について
技術士第二次試験(受験制限あり)に合格する。
受験するには前述の技術士補となる資格を有し、かつ以下の3要件のうちのいずれかを満たす必要がある。

ルート①:技術士補として登録、技術士を補助して4年間以上の実務経験修習
ルート②:優れた指導者の監督の下で4年間以上の実務経験修習
ルート③:独自に7年間以上の実務経験修習

詳細は(社)日本技術士会のサイトを参照してください。
国家公務員総合職・一般職(大卒程度) 【国家資格】
高専専攻科を修了すれば国家公務員総合職(大卒程度)、高専本科を卒業すれば国家公務員一般職(大卒程度)の受験資格を得る。地方公務員採用試験の受験資格もこれに準ずる。詳細は人事院のサイトを参照してください。
電気工作物検査官 【国家資格】
卒業後、電気工作物の工事、維持及び運用に関する行政事務に通算して4年以上従事した者に、資格が与えられる。
 
詳細は経済産業省のサイトを参照してください。
電気工事士 【国家資格】
電気工事の欠陥による災害の発生を防止するために、電気工事士法によって一定範囲の電気工作物について、電気工事の作業に従事する者の資格が定められている。電気工事士の資格には第一種及び第二種の2種類があり、両者とも受験資格には特に制限はないが、第一種電気工事士の登録には5年以上の実務経験が必要である。

 

詳細は(財)電気技術者試験センターのサイトを参照してください。
電気通信主任技術者 【国家資格】
電気通信事業者は、その事業用電気通信設備を、総務省令で定める技術基準に適合するよう、自主的に維持するために、電気通信主任技術者を選任し、電気通信設備の工事、維持及び運用の監督にあたらなければならない。受験資格には特に制限はない。
 
詳細は(財)日本データ通信協会のサイトを参照してください。
防災士 【民間資格】
年齢制限はなし。NPO法人日本防災士機構が認証した研修機関が実 施する防災士研修講座(2日間)を受講し、防災士資格試験に合格をする。ま た、消防署、日本赤十字社が実施する救命救急講習(普通救命講習Ⅰ)を受講する。
 
詳細は、NPO法人日本防災機構防災士研修センターを参照して下さい。